メルマガの開封率、クリック率、件名における調査結果
※この記事は、MarketingProfsに掲載された『Email Newsletter Benchmarks: Open Rates, CTRs, Subject Lines』を翻訳した内容です。
MailerMaiker(メールマーケティング企業)が毎年行なっているメルマガのマーケティング測定レポートによると、去年配信された件名の短い(半角で4~15文字)メルマガは平均開封率が最も高かったことがわかりました。
長い件名は開封率が低く、件名が長くなるにつれ開封率は下がり、
クリック率に関しても短い件名の方が高く、件名の文字数が4~15文字(半角)のものが最も高いクリック率だったことがわかりました。
51文字(半角)以上の非常に長い件名では、クリック率は1.6%と最も低い結果となりました。
以下、追加した主要な調査結果とベンチマークは、2012年の間に配信された14億のオプトインメルマガの分析に基づいたレポートです。
【開封率】
・2012年の上半期に配信したメルマガでは平均開封率は9.7%であり、同年下半期に配信した平均開封率は10.0%でした。
・開封率のピークは配信直後の1時間であり、その後19時間以内に急速に減少し、以降、徐々に減少しました。
・全開封率の約半分(51.7%)が配信後6時間以内に開封され、18時間経過した時点で全開封率の4分の3が開封されました。
【配信日時】
・2012年の上半期、火曜と水曜が10.7%と開封率のピークであり、同年の下半期では火曜日が最も高い開封率(10.6%)でした。
・上半期と下半期において、日曜日が最も高いクリック率を記録し、それぞれ2.2%、2.6%。次いで火曜日が上期・下期とも高いクリック率となりました。
・夕方かないし早朝に配信したメールは、より良い開封率につながりました。
・2012年において正午に配信したメールは上半期、下半期とも最も低い開封率となり、それぞれ5.5%、7.9%となりました。
・開封率は午前4時以降に急速に上がり、午前10時にピークに達したのち、その後徐々に減少しました。
・概して、メールはビジネスアワーである午前8時~午後5時の間に開封されているようです。
【パーソナライズ化】
開封率
・メッセージをパーソナライズ化した電子メールは13.2%もの高い平均開封率となりました。
・件名をパーソナライズ化しただけで平均開封率が12.9%に増加しました。
・しかしながら、件名と本文を共にパーソナライズ化した際、開封率は5.3%まで落ち、メッセージを全くパーソナライズしなかった場合(9.8%)よりも低い結果となっています。
クリック率
・開封率データとは対照的に、件名とメッセージ共にパーソナライズ化したものはクリック率が最も高い結果となりました(2.8%)。
・メッセージ、件名をパーソナライズ化したそれぞれの結果は2.4%と2.1%のクリック率でした。
・パーソナライズ化しなかったメッセージは最も低いクリック率(2.0%)となりました。
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