MMS機能を使用するにはMMSメールアドレスが必要?機能と使い方を解説!
関連製品:
iphoneやスマートフォンでメッセージのやり取りをする方法の一つとして、「MMS(マルチメディアメッセージングサービス)」というサービスがあります。
MMSは、キャリアメールアドレスを使用して、メッセージの送受信ができるサービスです。MMSとは具体的にはどのようなサービスなのか、「メール」や「SMS(ショートメッセージサービス)」の違いはなにか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、MMSのサービスの概要に加え、類似のサービスであるSMS、iMessage、+メッセージとの違いなどを解説します。
成果が見えるSMS配信を
Cuenote SMSは1通6円からの業界最安水準の価格で、携帯電話の番号宛にメッセージを送信するSMS送信サービスです。専用ソフトは不要でPCや既存システムから簡単にSMSを送ることができ、ほぼ確実に読まれます!
MMSとは?
MMSは、「~@ymobile.ne.jp」や「~@softbank.ne.jp」などのキャリアメールのアドレスを利用してチャット形式のメッセージのやり取りができるサービスです。
チャット形式でメッセージのやり取りができ、長文メールや画像付きメールの送受信にも対応しています。
MMSは利用するスマートフォンのOSにより使用方法が異なり、iPhoneの場合は「メッセージ」アプリ。Androidスマホの場合はキャリアメールのアプリから送受信ができます。
MMS機能は、3キャリアのみで使用できる
MMSは専用のアドレスではなく3社のキャリアメールアドレスを使用します。 MMSに対応しているキャリアは現在ソフトバンク、Y!mobile、KDDI (au)のみで、キャリアのメールアドレスを所持していれば、使用可能になります。
SMSなど他のメッセージツールとの違いは?
MMSとメールの違い
メールは、MMSとは異なりキャリアメールに限らずメッセージの送受信が可能な一方、チャット形式でのやり取りには向いていません。数行程度のやり取りを重ねる場合では、MMSのほうが向いています。
項目 | MMS | メール |
---|---|---|
宛先 | メールアドレス 電話番号*1 | メールアドレス |
最大容量 | 機種や契約キャリアで異なる | 利用しているメーラーなどにより異なる |
表示形式 | チャット型 | 1通1通分かれて表示 |
送受信料 | 料金プランによって異なる | 無料(別途通信料) |
利用対象 | 対応しているキャリアのみ | アドレス所持で利用可能 |
*1送信・受信ともに同じ携帯電話会社利用の場合に限る
MMSとSMSの違い
SMSは、電話番号のみでメッセージの送受信ができるサービスです。 MMSとSMSの違いは下記の通りです。
項目 | MMS | SMS |
---|---|---|
宛先 | メールアドレス 電話番号*1 | 電話番号 |
最大容量 | 機種や契約キャリアで異なる | 670文字(半角英数字のみの場合1530文字まで) |
ファイルの添付 | 可能 | 不可 |
送信料 | 料金プランにより変動 | 文字数により変動 |
受信料 | 料金プランによって異なる | 無料 |
*1送信・受信ともに同じ携帯電話会社利用の場合に限る
なお、MMSではファイルの添付ができ、長文や画像などのやり取りを伴う場合にも、便利に利用できます。 SMSは基本的にはファイルの添付は不可で、簡単な文字のやり取りに特化しています。
MMSとiMessageの違い
利用できる対象が異なり、iMessageはApple社、iOSのメッセージ機能のため、iPhone、iPad、MacなどのApple製の端末同士で利用可能です。 テキストや写真に加え、動画やボイスメッセージの送受信も行うことが出来ます。文字数制限もありません。
利用するには設定からiMessageをオンにすることで「メッセージアプリ」から送信することができます。iMessageに対応していない、Androidのスマートフォンは、SMS・MMSで送信されます。
項目 | MMS | iMessage |
---|---|---|
宛先 | メールアドレス 電話番号*1 | 電話番号 Apple ID |
最大容量 | 機種や契約キャリアで異なる | 無制限 |
ファイルの添付 | 可能 | 可能 |
送信料 | 料金プランにより変動 | 無料(別途通信料) |
受信料 | 料金プランによって異なる | 無料(別途通信料) |
*1送信・受信ともに同じ携帯電話会社利用の場合に限る
MMSと+メッセージの違い
MMSと「+メッセージ」の違いも主に利用できる対象が異なります。利用するには対応している通信会社への契約が必要です。主に+メッセージを共同開発したドコモ、au、ソフトバンクの3社に加え、3キャリアの回線を使用するMVNOユーザー(ahamo、povoなど)も利用可能です。
「+メッセージ」は、SMSと同じく電話番号を宛先にしながら、写真・動画・スタンプなどを送受信できるサービスです。
またMMSと比べて送信できるデータ量は最大100MBと多く、グループでのメッセージに対応しています。
MMSを設定する方法
MMSは、利用設定を有効にしておかない限り送受信できません。 スマホのメッセージアプリでMMSを有効にする設定方法を確認しましょう。
iPhoneでMMSを設定する方法
キャリアがKDDI(au)かソフトバンク、Y!mobileなら、iPhoneの設定アプリを開き「メッセージ」を選択します。 示される画面に「MMSメッセージ」の項目があるので、そちらをオンにし、「MMSメールアドレス」の項目にキャリアメールアドレスを入力すれば設定完了です。
AndroidでMMSを設定する方法
MMSの送受信にはAndroidの公式アプリである「メッセージ」を標準利用し、キャリアメールアドレスを設定します。 また「標準のメッセージアプリ」でMMS送受信専用のアプリを変更すれば、サードパーティのアプリでもMMSが利用できます。
MMSメールアドレスが不明の場合
MMSで使用するキャリアメールアドレスが不明の場合は、キャリアのウェブサイトで確認しましょう。 Wifi接続では照会できないので、モバイル通信に切り替えてから確認します。
MMSの注意点
MMSに対応しているキャリア同士のやり取りであれば便利な点はありますが、対応していないと使用できない点が注意点として挙げられます。
そのため、同じキャリアに契約をしている家族間、使用できるキャリアと契約している個人間(特に相手の携帯キャリアを把握している場合)には活用いただけますが、例えば企業から個人へメッセージを配信する際に使用するのは注意が必要です。
まとめ
MMSの概要やその他のサービスのとの違いについて、ご理解いただけたでしょうか。
もし企業から個人へとメッセージを送受信したい場合は、国内4キャリアに対応しているSMSがおすすめです。
SMSはメールと比べて到達率や開封率が高いといわれていて、うまく活用できれば効果的なビジネスツールとなります。業界を問わずSMSを活用して顧客にアプローチする企業は多いため、導入を検討してみてはいかがでしょうか。 顧客宛てに一斉にメッセージを送りたいときは、SMS配信サービスの利用がおすすめです。効率的にSMSを配信できて、送信数やエラー件数など送信結果の確認もできるので便利に活用できます。 本記事でご紹介したCuenote SMSは、高品質ながら業界最安値水準で利用できるSMS配信サービスです。ぜひお気軽にお問い合わせください。
キューノート エスエムエス
SMS(ショートメッセージサービス)送信サービス、Cuenote SMS(キューノート SMS)は、携帯・スマートフォンを持っているユーザー全てに携帯電話網を利用したSMS送信が高速・確実に行える法人向けのSMS送信サービスです。開封率は90%以上という圧倒的な開封率の高さと、電話番号宛にメッセージを送れる利便性の高さが強みです。国内最高水準のメッセージングソリューションを手掛けるユミルリンクが培った配信技術と高次のセキュリティで、本人確認(SMS認証)や決済通知、督促連絡、業務連絡、プロモーション用途等、様々な用途でのSMS活用をサポートいたします。